コロちゃんの影響で国外旅行どころか外出もできなかったのですが、ジョージア国内の移動が解禁されたので車を借りて『ジョージア1周旅行』を楽しんできました!
(※国外からの旅行客の受け入れは未定:2020.07.18現在)
今回周った街はこちらです。(首都トビリシ発)
- ステパンツミンダ Stephantsminda
- ゴリ Gori
- ボルジョミ Borjomi
- クタイシ Kutaisi
- ヴァニ Vani
- バトゥミ Batumi
- アヘルツィヘ Akhaltsikhe
- ニノツミンダ Ninotsminda
本記事では、主に下記をご紹介しています。
- バトゥミ→アハルツィヘ 獣道を安全に運転する為のポイントとおすすめスポット
- ラバティ城Rabati Castle 子連れで楽しめる南コーカサスの美しい中世の城のレビュー
✔︎もくじ
具体的な距離・時間と街レビューと妥協策
2.隘路レビュー
狭くて険しい、通行が困難な国道を安全に運転する心得
3.秘密基地の城:ラバティ城Rabati Castleのレビュー
インスタ映え‼︎南コーカサスの再建された超巨大要塞
✔︎本記事の信憑性
この記事を書いている僕は、妻と息子(2歳)と共に8日間かけてジョージアをゆっくり一周してきました。
温かいジョージア人に助けられたり、アクシデントなどの経験を元に執筆しているので、信憑性はあるかなと思います。
現在は活動拠点を日本から海外に移して、家族で生活を楽しんでいます。
”ジョージア旅行を(家族で)したい”けど、なかなかリスクがあるからできない…と思っていませんか?
ジョージア旅行は車があれば、旅行を数倍楽しむことができると思います。
車の運転で注意すべきポイントを抑えとくとリスクが少なくなります。
また、その街の絶景や食べ物、人の優しさを感じることができるのも旅行の醍醐味ですよね。
この記事が参考になり、Lowリスクで楽しい旅行に役立つことができたら幸いです。
【7日目】ジョージア一周旅行⦅バトゥミ→アハルツィヘ⦆
今回は、ジョージア一周旅行の7日目に訪れた「バトゥミ→アハルツィヘ」について解説していきます。
隘路・ケモノ道・イバラノ道がなどの比喩が当てはまる「超険しい国道」、ジョージア主要観光スポットの一つ「Rabati Castle」
この2つを中心にレビューします。
それでは早速、ご紹介していきます!
1.バトゥミ→アハルツィヘまでの道のり
結論から先に言いますが、ルートは2種類です。
- ショートコース(ブルー)
- ロングコース(グレー)
✔︎ショートコース
✔︎ロングコース
この数字でお気づきの人もいるかと思いますが、
ショートコースの距離・速度・時間の計算式から割り出される平均時速=32.6kmの険しい山道です。笑
妥協策はロングコースです
※もし運転に自信がなかったり、天候が悪い、雨続き、車の性能が悪いなどと判断した場合はロングコースを強くオススメします。
理由はそれほど険しい道だからです。
ロングコースは、大まわりで時間がかかりますが、舗装されているのでショートコースと比べると断然安全です。
とはいえ、今回のルートは、スーパー険しい道とスーパー美しい景色が堪能できるショートコースでアハルツィヘを目指していきます。
参考:Google Map
ロードマップ
7日目は、”バトゥミ”から”Khulo”を通過して、ショートコースで”アハルツィヘ”にいきます。
参考:Google Map
具体的な距離と時間
✔︎バトゥミ→Khulo
時間:1時間51分
この道は川沿いの舗装された山道になります。
ヘアピンカーブの連続で、スピードを出し過ぎなければ安全に運転できます。
✔︎Khulo→アヘルツィヘ
時間:3時間
KhuloからZarzma(🚘3時間2分らへん)までは、80%舗装されていない山道になります。
道に大きな穴が空いていたり、細〜い道があったりと難易度高めの山道になります。
2.隘路レビュー【通行が困難な国道を安全に運転する心得】
ショートコースを安全に走行するための心得は下記です。
・チャイルドシートは必須
・最悪を想定してみる
・山道をリアルにイメージする
Khuloから舗装されていない国道が約2時間以上続きます。
山を登って降りての繰り返しになるので、ドライバーはもちろん一緒に乗っている方も心構えが必要でしょう。
一つ言えることは、この道を走行すると車は間違いなくダメージを受けます。
詳しくは下記でご紹介します。
パワーが強い四駆が◎
なぜかというと、山道が想像以上に悪状況だからです。
また傾斜が15度を超える道や大きな水溜りが多いので、パワーの強さはとても大切です。
SUVなどのチカラが強い車種は、路面状況を選ばない高い走行性能・高い車高があるのでオススメします。
軽自動車での走行は間違ってもやめておいた方が良いと思います☺️
チャイルドシートとシートベルトは必須
理由は、子供が怪我しないためです。
落石によって道に大きな穴が空いていたり、ガタガタする山道が2時間以上続きます。
要するに道がボッコボッコしているので、当たり前ですが安全のためにもチャイルドシートとシートベルトはしっかりしましょう。
最悪を想定しながらドライブする
山道が非常にガタガタしているのは理解していただけたと思います。
とはいえ、ドライブに100%安全はないですが、この道はリスクが高いのは確かです。
途中で壊れて修理ている車を何台もみましたし、携帯の電波が届かないエリアもあります。
そんな道を2時間以上走らせるのでタイヤのパンクやフロントガラスが割れることもあると思います。
なので、最悪を想定しながら走行することをオススメします。
僕たちの場合は、Khuloから10分ほどの距離で落石に遭遇して少しの時間通行止めになりました。
重機が大きな岩を谷に落としている脇のガタガタ道を走行したので緊張しました。笑
ちなみに、この山道はヒッチハイカーが多いのも特徴です。
山道をリアルにイメージする
⬇︎ 道が広く快適。コンビニで飲み物や食べ物を購入しておくのが◎
2.Erge
⬇︎ 山道は舗装されているがS字カーブが多い。追い抜きの車が多いので注意!ガソスタ1件あり
3.Khulo
⬇︎ ここから道は舗装されていません。最悪を想定した走行を心掛けて。ただし景色は超最高!
4.Zarzma
⬇︎ 舗装された道にでます。見渡しも良く超快適な道です。景色も最高でほとんど直線の道!
5.アハルツィヘ
上記がこの道の概要のまとめです。
3.Khulo→4.Zarzma
基本的に砂利道です。
大きめの岩が転がっていたり、陥没していたりします。
小さめの滝が道を塞いでたりします。ここを通る時は、タイヤが埋まらないかドキドキしました。
山沿いの道なので土砂崩れや落石にも注意してドライブしました。
山を登って行くとAmazing Viewが待っています!
周りには羊や牛がいたりラベンダーや観たことのないキレイな花が咲いていたりと、天国と勘違いする様な景色が広がっています。
このまま空まで道が続いているかの様な絶景です。
Zarzmaまで降ると舗装された国道になるので、約2時間30分山道を楽しみましょう!
上記は、動画からの切り取りなので画像が細いくて観づらいと思います。
もし詳しく確認したい人はInstagramをご覧ください。
3.秘密基地の城: Rabati Castleのレビュー
数あるお城の中でも、オススメなのがラバティ城 Rabati Castleです。
アハルツィヘの中心街から徒歩で5分ほどの距離にあります。
Rabati Castleの概要
- 価格:☆☆☆☆☆ フリー
- 時間:★★★★★ 全部みると90分
- 子連れ:★★★★★ 多い
- お手洗い:★★★★★ 最高
- ロケーション:★★★★★ 最高
9世紀の要塞の元の名前はロミサ/ロミアでした。
この街はタオ王の息子であるグアラムマンパルによって9世紀に設立されました。12世紀の終わりに、ロミサは新しい名前のAkhal-tsikhe(新しい要塞)の本当の都市に変わりました。Akhal-tsikhe(新しい要塞)は、要塞に加えて、高い壁、守られた入り口の門、時計塔などの都市全体の要塞の深刻なシステムを備えていました。
参考:Wikipedia
いつでも気軽に行けるのが良いですね!
城内は写真映えのポイントばかりで、まるで中世にタイムスリップしたかのよう。
子連れでも楽しめて眺めも最高!
地元の子供たちがたくさんいます。
個人的には、ドラクエのダンジョンを散策している気持ちになります。
このお城はワクワクしますよ☺️
番外編:ジョージアの犬って懐っこい
まとめ
今回は、バトゥミからアハルツィヘまでの隘路レビューとRabati Castleをご紹介しました。
バトゥミからアハルツィヘを目指す場合はショートコースとロングコースの2種類があります。
ショートコースはリスクがあるので気をつけてください。
アハルツィヘの”Rabati Castle”はジョージアの中で大きな観光スポットです。
子連れで楽しめるので、是非観光ルートに入れてみてください。
関連記事でこちらも一緒に読むと参考になると思います!笑
ファミリーでジョージア旅行を、より快適により安全により素晴らしい思い出が作れることを願っています!
最後まで記事を読んで下さり、ありがとうございます!
ファミリーで楽しめる情報を発信していますので、もしジョージアに興味がある方はお気軽にDMいただけると嬉しいです☺️
Twitter→@HOKAZONO11
では、カルガット!(またね)