こんにちは、hokaです。
突然ですが、ヘアドネーションって知っていますか?
女性芸能人さんがやっていたりして、たまに耳にするワードだとは思います。
この記事では、ヘアドネーションの概要・流れ・どんなサロンでやってもらえるか。
この3つの工程に分解して、1つずつ見本や実例を見ながら解説しています。
ヘアドネーションをされるお客様は、お子様を含め、毎月10人ほど担当しています。
今回は、ヘアドネーションについてご紹介します。
本記事の内容
・ヘアドネーションとは
・ヘアドネーション流れ
・ヘアドネーションは、どんなサロンでやってもらえるか
結論から先に述べますが、
ヘアドネーションは、各団体の公認サロンにお願いするといいでしょう。
▼ヘアドネーションの流れは下記です。
1つずつなるべく分かりやすく丁寧に、説明していきます。
へドネーションとは何か?
ヘアドネーションは日本語訳すると
Hair(髪の毛) + Donation(寄付) = 髪の毛を寄付すること。
小児がんや脱毛症(抗がん剤治療や脱毛症・抜毛症)で髪に悩みを持つ子供たちへ、寄付によって集められた髪で医療用ウィッグを提供する社会貢献プロジェクトです。
寄付先は『髪に悩みを持つ子供(18歳以下)』になります。
1人分のウィッグを作るのに、20~30人分の髪の毛が必要です。
もともとは1990年代アメリカから始まり、広まったボランティア活動で、その活動が現在も広まっています。
イギリスのキャサリン妃は、髪の毛を18㎝寄付されたそう。
日本では、熊田曜子さん、片瀬那奈さん、ダレノガレさん、最も長い髪の毛をもつティーンネイジャー”としてギネス認定された川原華唯都さんなど、女性芸能人やその影響を受けた人が寄付をされています。
熊田曜子、"ヘアドネーション"に寄付 髪を40cmバッサリ https://t.co/Y74fuPrTWq pic.twitter.com/b5pf8l2RDo
— LINE NEWS (@news_line_me) August 23, 2017
ダレノガレ明美、ヘアドネーションへの啓発に反響 – 芸能 https://t.co/DnFP7TxFtA#ダレノガレ明美
— 日刊スポーツ (@nikkansports) August 6, 2017
【画像】ギネス世界記録の世界一髪が長い女子高生の川原華唯都さんが「ヘアドネーションに寄付をする」と発表 https://t.co/5J0xlHwmna pic.twitter.com/uU2bYNJfWL
— 最新芸能ナビ速報! (@beautifulmegami) April 18, 2018
とても優しい人わん
受付ができない髪について
せっかくヘアドネーションをしようと思っている人でも、全員に当てはまる訳ではありません。
実は条件があります。
ポイント
・長さ(15cm~団体によりけり)
・ダメージ具合
・髪質
理由は髪の毛の加工処理がいくつか行われる関係で、ダメージの程度によりますが、髪の毛によってはできない髪質があるからです。
受付ができる髪の毛と、できない髪の毛があるのは、より良い状態で子供にウィッグを渡すからです。
美容師さんに相談する前に上記に当てはまっていないか確認しておきましょう。
とはいえ、白髪など数本入っていてもできますので、自信がない人は美容師さんに相談してみましょう。
ヘアドネーションの流れ
ヘアドネーションは美容師さんによりますが、カットの時間は平均90分です。
▼提供してくださる人の流れは下記です。
①:サロン、美容師さんを探す
↓
②:予約する
↓
③:カウンセリングをする
↓
④:ヘアドネーションの毛束をカットしてもらう
↓
⑤:毛束をまとめて、レターパックなどで各団体に送る
サロンの探し方は後ほど、解説していきます。
住所など送り先を間違えないようにしましょう。
▼美容室にご来店してからの流れは下記です
⑴カウンセリング:20分ほど
ヘアドネーションをする為に、カウンセリングをします。仕上がりのスタイルの確認、提案の後、寄付が可能な長さなどを確認します。
↓
⑵ヘアゴムでブロッキング:10分ほど
寄付が可能な髪に毛をゴムでまとめます。サイドの毛は寄付ができないですが、後ろの毛はできます。など全ての髪の毛を寄付する必要はありません。できる範囲でまとめていきます。
↓
⑶毛束カット:5分
ゴムでまとめた部分のすぐ上をカットします。希望の方は思い出として毛束をご自身でカットしてもらうことをしている美容師さんもいます。
「スカっとした!気持ち良かった!意外と切りずらかった!怖かった!など感想は色々です」
↓
⑷毛束を1つにまとめる:1分
切り落とした毛束を1つにまとめます。そして袋などに包んでお渡し致します。
↓
⑸スタイルカット~仕上げ:40分ほど
希望のスタイルをカットします。
▼ヘアドネーションで子供にウィッグが届くまでの流れは下記です。
①:美容院でカットする
↓
②:団体指定の毛束にカットする
↓
③:活動している団体にカットした髪の毛を送る
↓
④:集まった髪の毛を加工する(色、クセ加工)
↓
⑤:ウィッグ作成
↓
⑥:ウィッグを欲している人に、ウィッグを渡す。
↓
⑦:お子様に届く
寄付した髪の毛が子供に届いて、笑っている姿を想像すると、嬉しくなりますね。
ヘアドネーションは、どんなサロンでやってもらえるか
ヘアドネーションができるサロンを探すコツは、
各団体の公認サロンの検索ページから探すといいでしょう。
各団体によってヘアドネーションができる条件が変わってくるので、そこもチェックが必要です。
▼各団体の特徴は下記です。
NPO法人Japan Hair Donation & Charity
Japan Hair Donation & Charity(ジャーダック,JHD&C)|ヘアドネーションを通じた社会貢献活動
JHD&Cでは「ドナーの想いと善意」を子どもたちに直接届けるため、ヘアドネーションにより製作されるメディカル・ウィッグ(JIS規格取得)の完全無償提供を実現しています。
また、丈夫で安価な素材として、ほとんどのウィッグに採用されている化繊・アクリル等の人工素材ではなく、自然で、元々の自分の髪に限りなく近い「人毛100%のフルウィッグ」を提供し続けています。
長さ:31cmから
送り方:ドナーシート(任意)・髪の毛、返信用封筒(受領証が必要な場合)
サロン:NPO法人Japan Hair Donation & Charity公認サロン
参考:NPO法人Japan Hair Donation & Charity
NPO法人HERO
髪の毛のご寄付のお願い|ヘアドネーション|NPO法人HERO
NPO法人HEROでは、小児がんやその他の疾患、先天性および心因性の脱毛症・無毛症、不慮の事故、その他様々な理由により髪を失ってしまった日本中の18歳までの子ども達を対象に、人毛を集め、ナチュラルな完全オリジナルのウィッグを製作しプレゼントをすることで、笑顔・明るさ・元気・勇気を取り戻してもらいたいと願っています。
長さ:31cmから
送り方:(居住地・名前(HN・匿名希望でも可)を書いたメモ・髪の毛)
サロン:NPO法人HERO賛同理美容室はこちら
参考:NPO法人HERO
株式会社グローウイング「つな髪プロジェクト」
つな髪®|髪の寄付(ヘアドネーション)で医療用ウィッグを無償提供
つな髪プロジェクトでは、小児がんや脱毛症で髪に悩みを持つ子供たちへ、寄付によって集められた髪で医療用ウィッグを
無償提供する社会貢献プロジェクトです。
長さ:15cmから
送り方:つな髪プロジェクト 申し込みフォーム送信の上髪の毛を送付
サロン:つな髪プロジェクト認定サポート店はこちら
参考:株式会社グローウイング「つな髪プロジェクト」
団体によって、思いなどが多少異なります。
▼詳しくはこちらの記事に記載しました。
まずは、どこの団体にするか調べるところから始めてみましょう
ヘアドネーションにはどこの団体に提供するかを、決めるところから始まります。
本気で、ヘアドネーションしても良いと思っている人はまずは調べてみましょう。
そして、ここの団体する!と決まったら、サロンに連絡してみましょう。
ちなみに僕は、15cmからヘアドネーションができる「つな髪プロジェクト」 の公認サロンに所属させていただいています。場所は東京の池袋なので、気になる方は合わせてこちらをチェックしてみてください。
▼ヘアドネーションされた人
皆さん素晴らしいです!
現場からは以上でーす。