「時間は平等」とよく言いますが、あなたは何のために仕事の時間を使っていますか?
この問いを考えてみた
今まで時間の概念をゆるく考えて生きてきたけど、改めて考えると大切なこと

お仕事の時間は幸せな人生をおくるため、お金を稼ぐため、スキルを磨くため
そのために時間を使っています
「時間=お金」「時間=幸せ」「時間=スキル」と。
ぶっちゃけ時間を何に使おうが自由なので正解はありません。
ですが、「できるなら効率的に時間を使いたい」と思っている人も多いはず
理由は、「不幸な人生」になりたいと思って生きてる人はいないから
例えば、
数年前「TED Talks」で長岡秀貴さんがこんな事を言っていました
24時間の内訳(about)
・勤労・勉強→8H
・食事→3H
・残り7H→何に使っていますか?
人生の内訳(about)
・産まれてから社会人(20歳)になるまで→17万5000時間:人生の5分の1
・睡眠時間→29万2000時間:人生の3分の1
・70歳から100歳まで→29万2000時間:同じく人生の3分の1
・残り時間→11万6800時間:何に使いますか?
残り時間→11万6800時間(睡眠時間除く)
日にちに換算すると
100年の時間の中で「4867日=13年4ヶ月」があなたが自由に使える時間です。
「あなたはこの時間をどのように使いますか?」
参照:YouTube.com
僕はこの講義を聞いた時に、全身が痺れました。そして何回も自問自答
今思い返すと、20代美容師時代の時間の使い方の改善点が割とあったので、つらつら書きますが、
美容師には「あー」ってなるかもしれないですが、良くわからんって思う人もいると思うので、そういう人はこの時点で次に行っても構いません。
この記事では時間を有効に使いたい美容師の為に、インプットした事と経験をふまえて発信しています
仕事のための命じゃなく、命のための仕事だ!
「仕事のための命じゃなく、命のための仕事だ!」この言葉を知りました
残念ながら父親が過労死してしまったまー君の言葉です…
ご冥福をお祈りします
過労死って英語で「karousi」なんですね。
日本の異常な働き方でこのような言葉がうまれたみたいです。最悪だよマジで…
美容師もある意味、あてはまりそうな人多いのでは?と思っています
理由は、美容師の働き方は時間を要するから
結論から先に述べます
時間を見直したい人(美容師)の有効な時間の使い方は
この一択かなと思います
理由は、今の状況に満足できていない人が多いから
例えば、
新しい職場に転職してみたり、サロンを変えてみたり、教育カリキュラムを変えてみたり様々です。
働き方を変えないと現状の変化は難しいかと思います。
先輩や経営者に頼りっきりではなく→自分で動くことにシフトチェンジしてみるのも大切かと
リンダグラットンさんの「 WORK SHIFT」は未来の世界(働き方)を教えてくれる一冊です。過去にLIFE SHIFTという本を出版したのですが、これも未来の世界を物理的に予言して大当たりしていたので世界中でベストセラーしている本になります。未来の世界が知りたい人におすすめ
詳しくは下記で解説します
ちなみに、僕はこんな感じのサロンで美容師として育ちました
ざっくりの説明ですが…
新宿歌舞伎町にあるサロンに20歳で入社して28歳でデビュー。8年間アシスタントで学んだ
今でも思いますが、かなり厳しいチェック項目でした
(スタイリスト全員のチェックがもらえないと合格がもらえない時期もあり)
最後の方は過半数がOKなら一応合格みたいな感じでしたが、、
とはいえ、得たものは大きかった。8年間もアシスタントを経験していたので基本的に技術の心配はなし。恥ずかしくない技術力が身についていることも実感。また、かけがえのない仲間もできた
次の業務委託サロンで働いても、すんなり営業ができた。この技術は今でも宝物
し・か・し、デビューまでに長すぎた…時間…(※単純にセンスがなかったと思うこともあります)
ぶっちゃけこんな時間(8年間)をかけなくてもデビューはできます
僕と同じ思いをして欲しくない。
美容師が有効的に時間を使う方法を経験談をふまえて解説します
時間の有効活用
時間の改善点は下記です
・時代にあった働き方を試みる
・未来に時間を投資してみる
この3つが改善できれば時間をもっと有効に使える働き方になります
長時間労働を見直す
理由は、朝起きてから15時間以上経つと脳が疲れて、生産性が落ちるから
例えば、
誰よりも早く出勤して、帰りも一番遅い美容師の売り上げがサロンで最下位だったら
「お前どんな働き方してんの?」ってツッコミたくなります。そんな感じです
でもしょうがないんです。脳の構造なので
売り上げに関して、アシスタントだからしょうがない…と思っているのであれば自分で打破する方法を考えるべき
その方法はこちらで解説しています
美容師は「労働時間が長い、生産性が少ない時間の使い方」をしている人が多いのが現状
ちなみに、朝のam7:00に起きてpm:22:00になると脳は疲れて酔っ払った状態になります。
日本全体の労働時間は世界トップクラスですが、生産性は世界で最下位です。まさに美容師もこれに当てはまります
めちゃめちゃ長い時間働いても、脳が疲れて生産性が落ちます。いいことがありません
そんな働き方をしていると、まーくんのパパみたいな人も増えるのではないでしょうか?

では、なぜ長時間労働している会社が多いのですか?
答えは、シンプルに経営者・役員が過去の成功体験のまま時間が止まっているから
人口ボーナス期(1960〜1990年)の働き方を叩き込まれた世代が今の役員に多い
とはいえ、今は人口オーナス期(1990年以降)です
仕事量を増やすより効率化を図らないといけない時代にも関わらず、長い労働時間で働かせる人が多いので従業員は消耗しているのではないでしょうか?

役員)売上げが落ちるので時間は変えられないです
だとしたら、もっと効率的に売上げが上がるインフラを整えるべき。
その答えが長時間労働なら人件費をあげたり、働きやすい時間の効率化を図るべきだと思う
例えば、
部長だけでもいいのでは?
・美容師も同じで、技術確認は責任者だけのチェックでいいのではないでしょうか?
・無駄な会議は避けて、報告会ならクラウドやグループラインで済ましてみるのもありなのでは?
そうなるときっと時間の効率化が図れます
なので、長時間労働を少なくする働き方を目指すべき
時代にあった働き方を試みる

時代にあった働き方って何ですか?
結論は、二極化です
or
・ブランドサロン
お店に長い時間いる必要はありません。お客さんの予約を個人で管理して、必要な時にサロンに出勤して必要な施術をして帰宅。
この働き方ができるサロンが増えています。きっと数年後は当たり前の働き方になっているはず
受付スタッフはいりません。
AIでセキュリティが管理できて、使用した時間分=場所代と材料費をサロンに支払いながら月契約や時間契約で多くのサロンと契約して、多動で働けます
例えば、
※東京でサロンを借りるならここをチェックしてみるべき
※シンプルな値段設定のサロンで働きやすそう
プレーヤー美容師の労働収入のメカニズムは変わりませんが、働き先が多様化します
とはいえ、集客と顧客がいないとこの働き方はできません。もしあなたに顧客が少ない場合はずっと雇用されて働く事になるかもしれません。
アシスタントは顧客が多い美容師の元で選び、雇ってもらうことがいいかも。
アルバイトしながらスキルを磨きます。サロン雇用よりも高収入でデビューの時期も早い美容師が誕生します。カラーを学びたいならこの人。カットを学びたいならこの人といったようなカタチです。
またお金を払えば技術が学べて、デビューまでできる学校もあるので調べてみましょう。スキルを身に付けるのは別にサロンでなくてもできるインフラが整ってきています
もう1つがブランドサロンです
「このサロンを成長させたい」「このスタッフと日本一を目指す!」
ワンピースのようなモチベーションで働けるのであれば最高です
サラリーマンと同じ働き方で、サロンをブランド化して高単価でなるべく生産性をあげるような従来のサロンワークのカタチです
アシスタントはサロンのルールにしたがって成長していきます。福利厚生はしっかりしているので安定した生活ができるでしょう。多分…
どちらにしても選ぶのはあなた。
スマホが普及しているので個人で管理することも集客することも可能です。どんな美容師像になりたいのかで選択肢は変わってきます。
未来に時間を投資してみる
今のうちに顧客を増やす事ができるなら、隙間時間に集客ができるツールを作ってみるのもあり
顧客が多くてもいつかは都合で来れなくなってしまうお客さんも少なくないと思います。
集客できればそこの問題は解消されるはず
少し時間はかかりますが、未来の投資の気持ちで作ってみるのもいいですね
【集客は独学】集客に特化!上位サイトの開設方法【画像20枚で徹底解説】
とはいえ、月額制や年間契約のポータルサイトはおすすめできません。料金が高い上に集客できる層は限られてきます。大型店や地域密着型サロンで従業員が割といるサロンが使うのはありだと思いますが、個人でいくのであれば相性は良くありません。はっきりいってボッタクリだと思ってしまう…
時間の有効的な使い方まとめ
「時間は平等」
昔はそんなこと全く思っていなかったのですが、よくよく考えると効率的に時間を使いたい
実際に13年感美容師として過ごして、もう少し改善できる点が僕にはありました。
なので今回は時間の使い方を考察してアウトプットしてみました。
冒頭でご紹介した
これは20歳からの時間です。30歳なら…
この時間だけを見ると焦りますが、逆に考えるとあと10年以上も幸せな時間がある
10年あれば逆算してこんな生活がしたいなら今が頑張りどきではないですか?
また、仕事も毎日8時間する必要もないのでは?
「あなたの使命は何ですか?」
この問いを明確にしたら、きっと有意義な時間が使えるかもしれませんね。
それこそが美容師の働き方改革なのかもしれません
あなたにとって幸せな時間が過ごせることを願っています
今回は以上です。
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