こんにちは、hokaです。
この記事は中級者向けの記事になります。
あなたに最適な界面活性剤(シャンプーなど)の種類ってどんなモノだと思いますか。

今回はこんな悩みを解決します。
▼シャンプー選びの基礎知識【初心者向け】まだこちらの記事をご覧になっていない方は、セットで読むと理解が深まりますよ。

界面活性剤の探し方
結論から先に述べますと、あなたに合っている界面活性剤の探し方は、下記の3つです。
・髪の毛の状態に最適であること
・頭皮の状態に最適であること
・表記を確認すること
上記の通り、順番に見ていきます。
髪の毛の状態に最適であること。
これは、シンプルにそのままの意味です。
髪の毛を洗う役目の成分が界面活性剤ですが、ダメージや退色防止やph調節などの問題点を改善する理由を明確にすれば、最適な界面活性剤を選べます。
例えば、髪の毛がプチプチ勝手に切れるので、主成分のタンパク質がメインのシャンプーを使って、髪の毛の強度を強化する。
といった様に
①髪の毛の状態を理解。
②改善する界面活性剤の種類を決める。
③目的を明確。
この流れを明確にすることが大事です。
頭皮の状態に最適であること。
これもシンプルにそのままの意味ですね。下記です。
頭皮の状態が乾燥・脂性や匂いやトラブルなどの問題点を改善する理由を明確にすれば、最適な界面活性剤を選べます。
例えば、頭皮が乾燥して細かいフケがここ最近でるので、主成分が頭皮の保湿メインのシャンプーを使って乾燥から通常の状態に戻す。
といった様に
①頭皮の状態を理解する。
②改善する界面活性剤の種類を決める。
③様子を見る
この流れを明確にすることが大事です。
表記を確認すること。
これは界面活性剤の表記が、シャンプー剤の裏面に記載しているので、内容成分を確認すると良いです。
あくまでも「このシャンプーはこのターゲット層に商品を作っているのか」くらいでいいです。
そのコンセプトやキャッチコピーを信じるより、成分を確認した方があなたに最適かどうかが分かるからです。
表記のポイントと解説
成分が多い順番で記載するのがルールです。ちなみに0.1mlでも成分に入っている場合は、記載しなければなりません。
▼だいたいの内容成分の割合は下記です
【60%】水・・・・・・・シャンプーのベースとなる素材
【30%】界面活性剤・・・洗浄剤・成分を混ざりやすくする手助けをする成分
【10%】その他・・・・・②の成分を補助する成分や防腐剤、香料など
ポイントなのは、
例えば、シャンプーの表記はこんな感じで示されています。
全成分表示 : 水、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、デシルグルコシド、ベタイン、グリチルリチン酸2K、グルタミン酸Na、アルギニン、アスパラギン酸、グリシン、アラニン、セリン、バリン、イソロイシン、トレオニン、プロリン、リシンHCl、ヒスチジン、フェニルアラニン、システイン、セテアレス‐60ミリスチルグリコール、エチルヘキシルグリセリン、マンダリンオレンジ果皮油、コリアンダー果実油、オレンジ果皮 油、イランイラン花油、チョウジ葉油、ニオイテンジクアオイ油、ビターオレンジ花油、ラベンダー油、オリーブ果実油、グルタミン酸、ツバキ種子油、ブドウ種子油、月見草 油、ヒマワリ種子油、トウガラシ果実エキス、センブリエキス、トコフェロール、エタノール、クエン酸、カラメル、PCA、PCA-Na、乳酸Na、EDTA-2Na、ポリクオタニウム‐10、安息香酸Na、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン
参考シャンプー:モーガンズ スキャルプケアシャンプーA<リッチ&ブルーミン>mogans
上から順番に6つ程、解説します。
水→主成分
ラウロイルメチルアラニンNa→皮膚刺激性も少なく、優れた起泡性が特徴のアミノ酸系界面活性剤です。
コカミドプロピルベタイン→低刺激で柔軟性があり、洗浄効果とリンス効果を併せ持っているので、リンスインシャンプーに代表されるようなトリートメント効果の高い両性界面活性剤。
デシルグルコシド→低刺激で、皮脂やシリコーンなどの汚れを落とす洗浄力はありながら、角質層の保湿成分は保持するという特徴をもっているので、ほかの洗浄成分を補助しつつ肌への刺激を緩和するために配合されることも多い非イオン界面活性剤。
ベタイン→乾燥時における優れた保水性を有しており、化粧品にも広く汎用されている天然のアミノ酸誘導体
グリチルリチン酸2K→カンゾウ(甘草)の根茎は、古くから薬用として抗炎症をはじめその効果が広く知られており、カンゾウ根より抽出されるサポニン(トリテルペン配糖体)の一種で、抗炎症作用や抗ウィルス作用などの生理活性を有する水溶性のグリチルリチン酸誘導体。
全て調べていると、逆にわからなくなるので、上から6つほど見れればOKです。
6つがめんどくさいと思われる方は3つからはじめてみましょう。
▼調べ方はこちらのサイトからググってみるとすぐ分かります。ブクマしましょう。
化粧品成分オンライン
参考シャンプーの解説
この内容成分をみると、どんなシャンプーか分かります。
このシャンプーは頭皮のケアに優れていて、敏感肌や赤ちゃんにも使えるほど優しい成分です。また髪の毛のダメージケアにも程よく適しているアミノ酸系界面活性剤のシャンプーということが分かります。

▼ちなみにメーカーのコンセプトはこちらです。
mogans
参考シャンプーは、頭皮と髪の毛に刺激が少なく、保湿に優れているアミノ酸系シャンプーと言うことです。
まとめ
最後までご観覧ありがとうございます。
今回はあなたに最適な界面活性剤の種類がこの記事でお分かり頂けたと思います。
あなたに最適な界面活性剤の選び方を公式にすると
上記を意識して選ぶと良いでしょう。
▼界面活性剤の調べ方はこちら
髪の毛のケアと頭皮のケアができる最適なシャンプー(界面活性剤)の選び方は、まずあなたの髪の毛の状態と頭皮の状態を理解するところから始まります。

最後に参考シャンプーに使わさせて頂いたmogansスキャルプシャンプーのリンクを貼り付けておきます。
説明した通り、頭皮のケアと髪の毛の程よい洗浄力なので、おすすめですよ。
mogans史上最高傑作スキャルプケアシャンプー
現場からは以上でーす。