僕たち家族が、家族で海外移住を決めた理由についてお話しようと思います。
こんにちは、PEACE of CAKE hair代表のホカです!
少し長めの文になってしまいますが、今回は、聞いてもらいたい事があります。
引っ越し先の場所はジョージア🇬🇪という国です。
なので、日本の僕の美容師人生は年内でとりあえず終わりになります。
なぜ、ジョージアで海外移住をする事を決めたというと、”新しいチャレンジをしたいから”。
日本が嫌になった訳でもなく美容師がつまらなくなった訳でもなくシンプルに海外で家族移住を試みてみたいからです。
今までの人生の経緯と移住の理由についてつらつら書いていきます。
【ジョージア移住】家族で海外移住を決めた理由
実は、海外移住は結構昔から考えていました。遡ること新宿歌舞伎町にあるAXYという美容院で9年弱働き、美容師と社会人して叩き上げられたのはこの時期で、今思うと懐かしい。
長年務めたAXYを辞めた理由は、世界中を見てみたいから。世界に行きたかったから。あと貯金をしたかったから。海外に行く資金がなかった(借金まであった)からです。
辞めた後、池袋にある「HM hair」でフリーランス美容師として丸3年間働きました。
ここはドラゴンボールで例えると”精神と時の部屋”みたいな感覚で、今までのサロン業務では経験できなかった事を短縮して経験する事ができるサロンでした。
シフトは自由でダラダラ働く事もできるし、やればやるだけお金が稼げたし、経験もできる修行場所の様なサロンでした。3ヶ月目で店舗の売上2位を継続的に続けることができ、1年間で1位になる事ができた月もありました。(1人メチャメチャすごい人いた。)
その鬼畜の様な働き方をしていく中で、池袋1年目で貯金が出来始めた。2年目後半で結婚、妻の妊娠・出産を経て家族ができた。
今思うと、「貯金もできたし経験と自信を積めることができた」かけがえのない時間でした。そして3年目の末から美容師として【独立】を成し遂げたのが、去年(2018)の12月。
美容師から無店舗で独立した転機
元々、半年間悩み抜いてサロンを出店しよう!事業計画書を提出寸前のところまで動いていた。
「美容師=サロン出店するのがゴール」みたいな考えがこの頃はあって、僕も同じ様にゴールに向かって走っていた。
とはいえ、これからの時代に美容室の出店のメリットと、自分の幸せの人生について考える転機があり、出店をやめて無店舗で独立したのが今年の頭の話です。
サロンを持たない形で独立にした理由は3つあります。
⑴お店を持つと時間の余裕が生まれないと思ったから。
街には美容室が溢れている状況で自分のサロンにしかない差別化をはかるのが都内では難しいと感じたから。
⑵シェアリングエコノミーの時代だから。
近い将来サロンをシェアする時代に日本はなると思ったから。顧客がいる美容師(人)が盛り上がりサロン(場所)に顧客がつかなくなる傾向があるから。
⑶お店を持つと時間の縛りができるから。
出店するリスク(借り入れ)と、これからどの様に生活していきたいかを比較した時に、使いたいときにサロンを使ってその他の時間は他の仕事の時間として使いたいと思ったから。
独立した後、
とはいえ、無店舗であろうが独立なので、集客は自分でしないと売上が少なくなっていく一方。なので、なるべくコスト(広告費)をかけずに個人で集客する方法を試みてみた時期があります。もちろんホット○ッパーなどのツールは相性がメチャメチャ悪いので使いません。
美容師には関係ない経営者向けセミナーみたいな勉強会にも死ぬほど行ったし、独学と個人集客している人に毎週の様に会いに行き、ノウハウを聞いて、実践して失敗しての繰り返しの苦しい日々を過ごした事もありました。2ヶ月連続数十万売上が下がった時は死ぬかと思いました。笑
今では、昔からの付き合いのある大切なお客様と集客で新規来店してくれるお客様がいるおかげで、3人家族を養うことができるまで成長できたのは色んな支えてくれる人がいたからです。
年末で独立してからちょうど1年ほどが経ちます。僕は美容師の仕事が大好きですが、これからの時代の働き方を考えた時に美容師一本の働き方では家族をもっと幸せにすることは難しいと考えています。
(※ただし労働所得のことを否定している訳ではない。僕は10年後の40代になった時にバリバリ今の様なハイクオリティーなヘアスタイルを提供し続けているイメージがないから。)
独立して、3ヶ月目から余裕が出てきたので、今まで習慣にしていなかった読書や学びを積極的に自己習慣に取り入れて、これは今でも継続しています。その結果、労働所得の働き方と不労所得の働き方を実践することを決めました。
なので、今までは美容師という「職人」の仕事に時間を使っていた生活から、徐々にエンジニアの仕事も両立して学び始めいる最中です。
例えると、美容師は月90時間ほどで、エンジニアの仕事は月210時間ほど時間を使っている生活をしています。ざっくりハサミを持つ時間よりパソコンを打つ時間の方が長いですね。
そして情報をインプットしていくうちに「ジョージア」という国に出会いました。この国は物価が安く程よく田舎で治安がよく、生活面は快適な場所だということです。
調べていくうちにジョージアの魅力に惹かれて移住していてみたいという考えになっていきました。
過去を振り返っても、独立を低コストですることができ、数字的な結果を出せるところまで成長した。資金的にヤバかった時も結婚も子供の事も、ピンチの時はたくさんあったけど家族で支えあってなんとかなってきた人生。
やればできる。
行動を起こせば何か変化がある。
もし最悪な状況だったとしても、乗り越えればそれは壁じゃなくて景色がいい場所。そういう考えが僕にはある。
そしてそれは、これからも変わらないと思う。
チャレンジして新しい目標に近づければいいし、失敗は失敗じゃなくて成長の為の1つのきっかけに過ぎない。
幸いなことに僕も妻も会社員ではない。ただの個人事業主だ。個人事業主は固定給がなければ定休日もない。そして子供は1歳後半。新しいチャレンジをできる環境が整っている状況だと思う。
まだまだ準備段階ではあるので、これからも何が起こるのかわからないけど、チャレンジしようと思いその理由をこのブログに書いています。これは決意表明です。どうか暖かく見守ってくれれば嬉しいです。
最後の美容師
一旦は日本の美容師人生は終わりにします。
ぶっちゃけ美容師を辞めることは辛いしお客様に支えられて生きて来れたので、たくさん考えました。しかし、
このhokablogでは髪の毛の情報発信をしようと思い立ち上げたサイトです。
最後の最後まで、僕の知っている美容師としての知識と経験をぎゅっと濃縮して発信しようと決めたのがこのサイトを運営している理由です。
なので、髪の毛で悩んだり、疑問がある場合は記事を読んでください。
また探している内容がない場合は気軽に質問してください。
できる限りこれからも、このhokablogで髪の毛の発信をしていくつもり。
大切なお客様へ
2019年12月30日。要するに年内でハサミを置きます。
あと残り2ヶ月。
最後に感謝の気持ちと日本で美容の施術をしたいと心から思っています。是非最後にご連絡お待ちしています。最近ご無沙汰なお客さんは逆にこちらから連絡をしてしまう事もあるかもしれませんね。笑
さてここまで、ここ数年の私事をつらつら書いてきましたが、お客様には美容師の引き継ぎをするのが最後の責任。
実はおすすめの美容師さんが複数人います。みんな僕の信頼できる人たちなので、新しく美容師さんを探すのが面倒くさい人は是非紹介させてください。このブログは誰でも見れるので、ここより先は皆さんが知っている公式LINEから連絡をさせていただきます。
ジョージア移住の目標
ジョージアでやりたいことは、
そのために色んな形で情報発信をするつもり。このhokablogはほぼ毎日更新。
また、TwitterとInstagramのどれかから毎日情報を発信します。
なので、もしよかったらフォローよろしくお願いします。
また、ジョージアと日本の繋げる役目として気軽に連絡してください!
もし、ジョージア付近で何かビジネスをしたい人や欲している情報、旅行などなんでも何かあれば前もって連絡ください。
その時はLINEをいただけると嬉しいです。僕にはジョージアに住んでいる日本人の知り合いが一人もいません。英語も全く喋れません。もしジョージアに知り合いの日本語を喋れるお友達がいる人は紹介していただけると嬉しいです。(いなそうw)
ホカ一家ファイアー!
海外移住した時の収入は構築中。このhokablogもその1つのコンテンツ。
このようにチャレンジして死ぬ気で何かをするのが、僕達は性に合っている。
振り回されて「家族が可愛そう」と思う人はいるかもしれませんね。しかしちゃんと話し合っているので安心してください。僕一人が家族を振り回している訳ではない。
僕たち家族はしっかり話し合う家族です。不安材料は1つずつ解消していき、未来にこうなろうというビジョンはしっかり持ちながら生きています。
一人では無理な事でも、家族で乗り越えられることはたくさんあります。クレヨンしんちゃんで例えると「ホカ一家ファイアー」みたいな感覚です!
まとめ
以上の理由からジョージア移住を始めます。
重複しますが、日本が嫌いになったから訳ではなく、美容師をしたくない訳ではない。
ただ、チャレンジしに行くだけ。
もし状況によってはすぐ帰国もあると思うし、ずっと生活するかもしれない。それは今の段階ではわからない。想像もつかない。
未来のことは行動次第で、どんな風にも変わるしどんな形になると思っている。
ただ、妻と息子を守って生きていくことは今と何にも変わらない。
どこにいても24時間、ネットで繋がれる時代。
なので今回は「さよなら」ではないと思っている。
「ありがとう」を直接言いたいと思っている。
そしてこれかも「よろしくお願いします!」そんな気持ちで執筆している。
意志さえあれば、またいつでも会えます。なので、

年内にお会いできる日を楽しみしています!
長文を最後まで読んで頂きありがとうございました!